ハルおじゲーム記録

やったゲームの感想とかの予定

ゲーム記録Part.3 リングフィット アドベンチャー

 

コロナ禍で外に出るなと言われ始めた頃。

外に出る用事もなく、買出しも避けるようになり

引きこもって出前館の不健康な飯を食うだけの生活になりつつありました。

 

こりゃこのままだと確実に太ると危機感を覚えたハルおじは

このゲームの購入を決意。

 

 

リングフィット アドベンチャー

 

 

 

 

 

 

 

2019年10月18日に発売、発売当初はそうでもなかったものの

ネットによる口コミなどから数日後に突然爆売れし品薄に。

ハルおじは2020年4月にようやく購入できた。

 

とりあえず1周、いわゆるエンディングを見たら

ちょっとセリフなどが違う2周目があったので

そこまでクリアしてみた感想となる。

 

 

本作の特徴

 

Switchのジョイコンの右側を“リングコン”というわっか状の専用コントローラーに

くっつけて、左側を“レッグバンド”に差し込み、腿に巻き付けてプレイする

全身を使って行う体感フィットネスゲーム。

 

ゲーム内の主人公も同じようにリングを持っていて、

リングの押し引きなど、自分と動きが連動する。

 

ざっくりとしたゲームジャンルに分けるとRPGであり、

運動をフィットスキルと称して攻撃とし、

モンスターを倒しながら進むゲーム。

レベルや装備、回復アイテム(スムージー)などの概念が

結構ちゃんとRPGしてる感につながっている。

 

ゲームが好きな人のために作られた運動ゲームだな、と感じた。

 

上記のRPG的なアドベンチャーモードの他に、

好きな運動だけを行えるカスタムモードもあるため

今日は軽くジョギングだけしよう、とか

ヨガ的なゆっくりした運動だけをしたい、という時も対応できる。

 

 

 

 

良い点

 

・プレイヤーに合わせて適切な運動量や内容を設定できる

プレイヤーの年齢や普段どれくらい運動するのか、

またどれくらい鍛えたいのかなどを答えることで

自動的に適切な“運動負荷”に設定してくれる。

運動負荷が上がると、同じスクワットでも

膝を曲げた状態をキープする時間が伸びたり、回数が増えたりする。

 

運動負荷を上げる事で攻撃力が上がるなどはなく、

ゲームの進行自体に有利不利はない。

キツすぎると思ったらゆるくしてもらえるし逆も可。

 

 

・プレイヤーのペースに徹底的に合わせてくれる

この手のトレーニング系のゲームにありがちな

レーニングをこなした日はカレンダーにスタンプを押すなどの

日課的な要素は無い。

唯一“10日間連続でログインすると貰える称号がある”だけ。

 

これはたまたま体調不良やスケジュールの都合で

日にちが空いてしまうことで起こるモチベーションの低下を防いでいる。

日にちが空くと某脳トレの教授は

「どなたでしたっけ?」なんて言ってくることもあったが

このゲームは徹底的にプレイヤーのペースに合わせて気遣ってくれる。

 

リングコンはゲーム内では意思を持ち喋るが(通称リング君)

このリング君も例え運動が上手くいかなくても

「しっかりしろ」なんてことも決して言わずに徹底的に褒めてくれたり、

きついステージでは「休憩しなくていい?」と気遣ってくれたり

めちゃくちゃ優しい

モチベーションはかなり保ちやすい。

 

また時間制限のあるステージやリズムを崩してはいけない仕様もほぼない。

例え運動の途中でもいったん姿勢を崩して息を整えたり、

水を飲みに行ったりできる。

リズムに合わせて決まった振り付けを行わなくてはならない

ダンスゲームなどとはここが違う。

 

ジョギングが必要な場面が多いが、

足音が気になる場合は軽いスクワット運動で代用できる

サイレントモードもある。

 

様々な部分で、とにかく自分のペースでやらせてくれる。

 

・曲、音、テンポ感など爽快感は抜群

敵を攻撃する時の音が気持ちよかったり、

状況によって同じ曲でもシームレスに違うアレンジに切り替わったり

音や演出のマジックが結構凝っている。

ボス敵の大技と鍔迫り合いする演出は

自らが実際に必死で力んでいるのも手伝って

さながらかめはめ波ギャリック砲を撃ちあっているかのようで燃える。

 

・運動はしっかり“効く”

当然だが結構疲れる。

決して楽してトレーニングできるわけではない。

楽ではないが、楽しくできる。

歯ごたえのあるサブミッションも用意されていたり、

攻撃力の高いスキルを使うには身体を酷使する必要があったり。

最強の必殺技をなるべく使いたくないヒーローの気持ちがわかるかもしれない。

 

・世界観やネーミングは割とバカゲー寄り

アドベンチャーの一番最初のステージ名が“イチノイ地”だったり

“アーシン堂”とか、“キバッテ荒野”

腕の筋肉の達人が“ジョー・ワン”とか、

グレンラガンみたいなネーミングが頻発。

ハルおじは個人的にこれがとても好き。個人的に。

 

 

気になる点

 

 

・ストーリーは割と適当

敵は“ドラゴ”というパッケージにもいる黒いマッチョなドラゴンで、

ひたすら逃げるドラゴを追いかけ、追い付いたら戦って、

「次はこうはいかないぞ」とまた逃げられる、それを追うだけ。

ハルおじはそういう単調なの嫌いではないが。

 

・敵も適当

かなり使いまわしが多く、色違いやオーラを纏っている、体の大きさなどの

マイナーチェンジを除くとほんの数種類しかいない。

毎日真面目にプレイし続けても数ヶ月かかるアドベンチャー

ずっと同じ敵と戦い続けることになるので、ややマンネリ感は否めない。

 

・ステージも使いまわしが多い

天気や背景が違うだけの同じ構成のステージが結構出てくる。

敵ほどバリエーションが少ないわけではないので

「またこれかぁ」となる程でもないが、

「どっかで見たなぁ」は結構なる。

道中でミニゲームを挟むこともあるが、そのバリエーションもさほど多くない。

 

・十分な動けるスペースが必要

ありがたいことにハルおじ自身は困った事はないが、

よく比較されるフィットボクシングと比べると

激しくドタバタするメニューが多い。

場合によってはバランスを崩してすっ転ぶ可能性も加味して

スペースをとる必要がある。

 

・スクワットさせられる場面がやたら多い

アドベンチャーモードで走るコースには走るだけでなく

リングコンを背中に持って後ろ側に空気砲を撃って進むとか

腹筋にリングコンを押し当てて左右に体をひねることでボートを漕ぐとか

いろいろギミックがあるのだが、割合として

スクワットをすることで行うギミックがやたら多い。

ジャンプ台をスクワットで跳ぶ、スクワットで漕ぐトロッコ

宝箱を開けるのにもスクワットしなくてはならない。

脚はちょっと…もういいかな…」ってなる。

 

 

まとめ

 

ナメてかかると数日全身筋肉痛になるが、充実感は抜群。

とにかく褒めてくれることを始め、モチベーションの維持に対する工夫がすごい。

 

運動不足を感じているゲーマーには是非やってほしい作品。

アドベンチャーを1周クリアするのに何ヶ月もかかるので、

コスパも決して悪くない。

 

 

 

 

ちなみに、2周目をクリアしたら隠し要素が!

ネタバレになるので以下に白い字で書いておく。反転で読んでね。

 

 

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3周目が始まった。