ゲームをプレイして感じた事をただ書いていく…
という意味ではいつもの「ゲーム記録」でも良いのだが
いわゆるストーリーモードも殆どやっていないし
最新作である3が初プレイで、遊ぶ前から
色々と思う事があったので今回はこういうテーマにする。
スプラトゥーンが人を魅了する理由
(を自分なりに考えてみた)
ただし、前述したがストーリーモードは全然やってないし
仲間内のナワバリバトルに入れてもらっているに過ぎない。
バンカラマッチに関してはほぼノータッチな前提であるのをご容赦願いたい。
前置き(飛ばしてもよい)
ハルおじはそもそも、基本的にFPSなどの対人ゲームを殆どやらない。
登場キャラクターが元々好きだからゆるゆると遊んでいるだけで、
上手になって戦闘力(レート)を上げたいとかそういう欲求は全くない。
アクションゲームに限った話ではなく、カードゲームなどもやらない。
理由は単純に壊滅的なゲームセンスの無さからくるものと、
もうひとつは「怒ってしまうから」に尽きる。
それも、上手くできない自分に対する憤り(モチベーションに繋がるもの)
ではなく、自分が対応できない上手いプレイを押し付けてくる相手に対して
怒ってしまうのだ。
当然良くないベクトルの怒りである事は百も承知で、最近は
これが湧き始めたら即ゲームを中断することにしている。
そんなハルおじが奥さんや友達がみんなやるというので
食わず嫌いも良くないと思い立ちスプラトゥーンに触れてみて
ああ、こういうことなのか!と(勝手に)納得した点を
ここから書き連ねていく。
スプラトゥーンの中毒性の理由
①相手をやっつける事が最終目的ではない
ルールにもよるが、特にナワバリバトルにおいてはいくら相手を倒そうが
倒されようがそれ自体は勝ち負けには直結しない。
ハルおじがまさしくそれだが、敵と直接撃ちあう、殴り合うのが極めて下手くそで
正面から向き合ったら同じ武器を使っていてもまず勝てない。
だが戦いを避け、敵の居ない所を探してちゃっかりと自分の色に塗ることで
チームの勝利に大きく貢献できる(役割が持てる)のは
ゲームが、特にPvPが得意でないプレイヤーにとって大きな要素。
勿論チーム全員がそれでは攻め込まれてやられ放題なので、
前線で戦ってくれる味方ありきの話ではあるが。
②試合時間が短く、“もう一回!”になりやすい
これもルールによるっぽいが、試合時間が長くダレる試合はほぼない。
少し物足りない、あと10秒あればもっとアレコレできたのに!という
絶妙な時間設定で、勝っても負けても「あと一回だけ!」という気持ちになりやすい。
③やればやるだけ報酬がもらえる
ゲームとしては至極基本的な要素ではあるが、対人ゲームにおいては
この報酬が無かったり、勝たないと貰えなかったり
多少はあっても数時間もやればコンプリートしてしまい
あとは何もなし、以降はプレイヤー自身の腕が上がっていくだけで
それを実感できなくなるとモチベーションの終了となるパターンが結構多い。
スプラトゥーン3はこれが膨大にあり、やればやるほど何かしら貰えるのは
現金ながら人間がハマりやすい作りといえると感じた。
④“人のせい”に出来るゲームデザイン
1対1の勝負では「相手の方が自分より強かった」に結論は収束するが、
4対4のチーム戦、かつフィールド全域を常に見渡せるわけではなく
「あいつが足を引っ張っていた」とまでははっきりわからないシステムは
負けても敵味方とわず「自分以外の誰かが悪い」と思えるデザインをしている。
味方チームの役割バランスが悪かったとか、敵と味方の武器相性が悪かったとか
どうとでも何かに、誰かに責任をなすりつけてしまえる。
これは道徳的に考えると正直よろしくないが、
ゲームとしてモチベーションを持ち続けるための要素としてはアリと言える。
日々何かしらに怒りながらもプレイをやめられない人たちは
この力によって動かされているのかもしれない。
⑤時間帯によって遊べるルールやステージが変化する
仲間内だけで集まってランクに関係なく遊ぶプライベートマッチ以外は
2時間区切りで遊べるルールとステージが変化する。
この時限制のスタイルによって生まれる、
「今日は〇時から自分の好きなルールになるから、それまでに予定を終わらせよう」
という“生活リズムの中に上手にゲームを組み込む”感覚はイマドキな感じ。
ある意味ソシャゲっぽいともいえるが、自分が好きな遊びたいルールが
遊べる時間が決まっているというのは一見自由度を下げているようで
“今このタイミングに遊びたい”というモチベーションに大きく貢献する。
⑥キャラクターのデザインや世界観
こういう部分も忘れちゃいけない。
見事に人を惹きつける洗練されたデザインがなされている。
若干海外アニメっぽいアクの強い絵柄でもありつつ、クドすぎない
世界中に愛されるデザインはさすがと言わざるを得ない。
個人的に、実際はこういうファッションに手を出せないオタクが憧れる程度の
ちょうどいい陽キャ感ある服装がこれまた絶妙だと感じる。
以上!ハルおじが1,2とやらずに3でデビューして感じた
スプラトゥーンが大勢の人を惹きつけてやまない理由である。
ただ敵を倒すシューティングゲームとも、
協力してプログラミングされたモンスターを狩るゲームとも違う
ここにしかない魅力がたくさんあるのだ。
また何か見つけたら追記するか、ストーリーをクリアしたら
普通にゲーム記録として残すかもしれない。