ハルおじゲーム記録

やったゲームの感想とかの予定

ゲーム記録Part.2 ドラクエウォーク

 

2つ目でいきなりソシャゲなのか、ハルおじ。

新たにゲームを買わないと記事が書けないというのもアレだし

休止したり復帰したりを繰り返す程度のライトユーザー視点で

リリース2周年のいま現在感じていることを記録してみようと思った次第。

 

 

ドラゴンクエストウォーク

 

 

 

 

2019年9月12日にリリースされた、現実の地図と連動して遊ぶ

いわゆる“位置情報ゲーム”のドラゴンクエスト版。

ハルおじはリリース初日からプレイ開始したが、

数週間おきにハマったり休止したりを繰り返して

自分なりに精神衛生を保ってゆる~く遊んでいる。

 

ざっくりとどんな事をするゲームかというと、

「魔物の出る洞窟があるらしい!行ってみようよ!」というストーリーがあると

現実と同様の地図を開き、好きなスポットにピンを立て

そこを「魔物の出る洞窟」に見立てて実際にそこへ向かうゲーム。

 

本作より前にリリースされ、社会現象にまでなったポケモンGO

よく比較され“ドラクエGO”などと揶揄されていたが

ハルおじはそっちは1ミリもプレイした事がない。

 

位置ゲーは後にも先にもドラクエウォークしか遊んでいないので

比較的な話はしないし出来ないのをご了承いただきたい。

 

 

 

本作の特徴

 

基本無料の課金ゲーで、いわゆる“ガチャゲー”ではあるが

ウォークの名前の通り歩かないとまず強くなれないのが特徴。

…そりゃ位置ゲーなんだから当たり前か。

 

詳しい理由はここでは省くが、地図上にある様々なスポットを

実際に巡ることで得られる報酬の方が

ガチャで排出される武器や鎧をそろえるより

恩恵が大きいゲームデザインをしているあたりは

位置ゲーとしてしっかりコンセプトをおさえて作っているなと感じる。

 

 

良い点

 

・歩くことが強くなる事に繋がる

前述したが、ジャブジャブ課金するよりも

歩いた方が強くなるし色々手に入るから楽しめる。

目的なく長距離歩け歩けというわけではなく、しっかり目標を決めやすい作り。

無課金はもちろん、気が向いた時にちょっとだけ課金する感じで最大限良さが引き出せる。

何故そういう作りかは説明しだすとキリがないので敢えて…敢えて省く。

 

・ウォークモード

こういうゲームでどうしても問題視される歩きスマホ問題の対策として

スマホ画面を注視せずとも自動で戦ったりアイテムを拾ってくれる機能。

他の位置ゲーをやったことがないし、今どき標準搭載で当たり前なのかもしれないが。

 

・あるくんですWの存在

かつて数十年前に万歩計機能のついたスライム育成…

たまごっち的な…というかポケットピカチュウ的な玩具が存在したが

それをリスペクトした万歩計機能がついている。

歩くことで中にいるスライムが変身する遊びだが、

株式会社タニタに協力を得ていて結構しっかり健康データを教えてくれるのだ。

ただ歩数を数えてくれるだけではなく、

毎日の歩数の目標を自分で設定し、達成する事でご褒美が貰えたり

自身の身長、体重などのデータを予め入れておくことで

基礎代謝から何カロリー消費したかを実在の食事メニューに例えて教えてくれる。

週間データをグラフで見たりもできるので、

ダイエット用の専門アプリとまではいかずとも

歩くことのモチベーションの維持に一役買ってくれる。

 

・やりこみ要素がかなり多い

トロフィー的な要素があり、実績に応じて獲得できる。

目的地を1キロ以上遠くに設定してたどり着く

ぐらいのカジュアルなものから

全国47都道府県をまわり、計200近くあるお土産を

全部自力で手に入れる(自分の足で現地に行く)

とかいうもはや何言ってるかわからないレベルのものまである。

強くなる以外にも目標が自分の中に出来ると楽しいかもしれない。

 

・バトル演出はテンポもよく凝っている

戦闘はテンポが良く、ふと画面を見て敵がいたら

ついタップして戦いに行きたくなる。

特に期間限定ガチャのいわゆるピックアップ装備から

繰りだされる専用のスキルはテンポを損なわない程度に凝っていて派手。

そもそもガチャ回すより歩く方が強くなるとか言ってるのに

ガチャを回したくなる理由はここにある。

ただし、ガチャは…

 

 

気になる点

 

・ガチャが渋い

これはマジで渋い。渋すぎる。

ガチャは確率を明示するのが義務付けられて久しいし、

所詮確率論でしょうと思われるが、とにかく出ない

大体ガチャが1種登場すると、それを10連分だけ回せるチケットが貰えるが

まぁ出ない

ソシャゲでは結構見かける1日1回無料ガチャみたいなのが無いのもあり

強い装備を手に入れる機会に乏しい。

それより歩いて“こころ”を集める方が強くなれるのは

良さでもあるが時折この渋さには虚無感をおぼえる。

 

・メガモン(レイドバトル)などが高レベル向けばかり

最大8人でひとつの大型ボスに挑むレイドバトルや、

“ほこら”というスポットによるバトルコンテンツがあるが

それらはどれもそこそこ高難度。

初心者向けのメガモンもいなくはないが、

強力な最新ボスの登場確率が高く、弱めの相手と戦える機会は少ない。

 

・やっぱりというか人権武器みたいなのはある

多少はこういうゲームなら仕方ない部分ではあるが、

ベホマラーなど、全体回復スキルを覚える武器は無いとかなりキツイ。

とりあえず初心者は配布ジェムを貯めておいて、これ系の装備が

ピックアップされた時に放出するなどしないと

レイドボスはおろかメインストーリーさえ多分途中から無理ゲーになる。

今後何かしら救済は欲しいところ。

 

・こころ格差がある

たびたび出てくる“こころ”というワード。これは

武器などの装備とは別個に、敵からドロップする“こころ”を装備して

キャラを強くする要素のことで

スライムを倒すとスライムのこころ、ドラキーならドラキーのこころを落とす。

これが良かった点で紹介した“歩くことで強くなる”要素と結びつくのだが

有用なこころは結構限られていて、多くのこころは産廃する。

ステータスが弱くとも使いどころのあるスキルを覚えるとかで

差別化があれば良いのだが、ステータスは全て劣りコストも高い

みたいな完全劣化こころも結構あるのが難点。

出現率の高いモンスターのこころはそういう傾向にある。

 

・電池めっちゃ減る

これもスマホゲームやるなら致し方ない事で敢えて挙げるようなことか悩んだが、

このゲームを遊んでいる間はモバイルバッテリーは携行しないと

いざというとき連絡がつかなくなるかもしれない。

 

・結局極めるにはがいる

こんだけ歩く方が強くなると言ってきたが、これが最後に降りかかる。

万歩計の歩数は歩いてる程度の速度でしかカウントされないが、

各地のスポットを巡るには人間の足では限界があるため

結局のところ車を乗り回すのが圧倒的に有利。

ドラゴンクエストドライブ。

 

 

 

まとめ

 

普段とちょっと違う路地に入ってみたり、

ひと駅手前で降りて歩いてみたりするのは良い刺激になるし、

そういう機会を作るには良いゲーム。

各地スポットの場所は他プレイヤーと共通なので、

このご時世、密にならずに友人と遊びに行くのにも良いかもしれない。

パーティを組む機能もある。

 

無料だし、ドラクエだし、とりあえずやってみて損はしないので

充分に周囲に注意して散歩に出てみるのはどうだろうか。